京成3500形 2ヶ月ぶりに京急線へ
今年の2月初旬3000形8両編成の増備により3500形の4+4両を解かれてしまい、定期的に8両編成で運転することが無くなってしまってから早2ヶ月。その間に都営線に入線したことはあったものの、京急線に入線する運用は約2ヶ月ぶり。さらに4+2+2両の変則組成だったので撮りに行きました。
★京浜急行電鉄 空港線 天空橋~穴守稲荷にて
▼1651K エアポート急行 泉岳寺行 3500形 3529-30+3517-18+3504
成田方の先頭車を3両も含む当編成。これまでの3500形は4両2編成を使い8両編成を実現していた。通常であれば2+4+2両の組成で、4両2編成の内1編成を2両ずつに分割していた。
具体的に言えば、4両のAと4両のBを分割した2両のbで走る6両編成があり、これに車両基地でお休みしている2両のbをつないで8両編成を組んでいた。2両単独では片側にしか運転台がなく運転ができないため、必然的に車庫で休んでいることになる。記号で書くと、b+A+b。運転台の向きを"<>"で示すなら、
←上野 成田→
<A>+b>
の6両編成に、車庫にいる"<b"を6両編成の上野寄りつなげ、
<b+<A>+b>
の8両編成を組んでいた。
しかし、今回はヘンテコ組成の状況から、他形式の8両編成が検査等で不足し、3500形で8両編成を作らなければならなくなったのだろう。それならば上述のように2+4+2両で組めばよいのだが、<A>+b>
につなげる2両の<bが同じ車両基地内にいなく、他の車両基地で他の4両と連結して6両編成を組んでいたのだろう。そのため、上野寄りにつなげる2両が無かったために、新たに4両のCを2両ずつに分割し、<c と c>を作り、成田寄りの2両であるc>をつなげることに。よって、
<A>+b>+
c>
というA、B、Cの3本を巻き込んだ8両編成ができあがったのである。
このため、ムダに4両のCをバラしてしまったワケで、2両の<cだけ車庫に残されてもどうしようもなく、4両編成の運用が1編成分だけ不足してしまう。そのため、明朝までに3500形以外の8両編成が用意できなければ、その日の夜までに
<A>+b>+
c>
と、他の車両基地にいた
<b+
<D>
の2編成が同じ車両基地に集められ、予定だった<b+<A>+b>の8両を組むだろう。これに伴い、不足する6両編成については<D>+c>で補うことができる。こういった事象は過去に何度か起きているが、やはり3編成を巻き込む4+2+2の組成は当日中に修正されている。
ちなみに、MT比は4+2+2の場合でもうまい具合に京成標準の6M2Tとなり、加減速度やコンプレッサーの数、車両定員...等々、走行には全く支障が無い。2両&2両に分割する時点で走行機器類は同じ数だけ分割されるからである。といったように車両運用の柔軟性の高さはアナログ機器であるからこそ実現するもの。恐るべし!
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Lufthansa レトロ塗装が来日
~羽田空港にて~
今日は友人に誘われ羽田空港へ。今月で60周年を迎えるルフトハンザドイツ航空が70~80年代の旅客機に施されていた塗装を再現したものが日本へ来るというので、フランクフルト行きの便を撮りに行ってきました。
▼B748 D-ABYT(Retro Livery) DLH717 to FRA
羽田-フランクフルト線に入った"D-ABYT"。12時に到着し、2時間後の14時05分にドイツに向けて飛んで行きました。
▼B735 JA300K ADO25 to CTS
羽田-新千歳のAIR DO。ジャンボを見た後に737を見るとホントに小さく見えますね(笑)
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E235系 東海道線試運転
今日は予定が無かったので、山手線用の新型車両、E235系を撮りました。
★JR東日本 品鶴線 西大井~武蔵小杉にて
▼試9837M E235系 トウ01編成
やっぱり見た目はiPhoneの充電器。遠出して撮りたくなかったので、曇るのを願い晴れていた朝の1往復目はパス。予報どおり2往復目は曇ってくれたのでよかったです(高架下の撮影以外じゃこんなこと絶対言わないですね 笑)。ちなみにSS:1/500でしたが、LED表示器は乱れず。最近の京急といい優秀なLEDが増えてきて嬉しいです。
▼1027S 普通 逗子行 E217系 Y-135+?編成
ついでにE217も。特に何の変哲もありません(笑)
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沖縄旅行
~最終日・首里城→国際通り~
帰京する今日は、特に目的もなくブラブラ。とりあえず首里城に向かってみました(隣国の観光客がほとんどで、日本にいるような感じがしなかったです)。
守礼門! 二千円札で見たイメージとはちょっと違いました。塀の中にあるのかと思っていましたが、通路の途中に門があるという感じです。
正殿
華やかさが沖縄独特です。
正殿内部にある国王の玉座。風通しがよくないと暑そう…
中国人観光客に話しかけられて「あっちにいる家族の写真を撮って欲しい」っていうのを理解するのに2,30秒くらいかかったと思います(笑) よくぞあきらめずに頼み込みましたね(苦笑)
実は朝ご飯を食べてなかったので、早く食べたく1時間ほどで首里城を出ました(笑)
首里城の駐車場にいた青い鳥。車のアンテナにとまっていてかわいらしいです。
というわけで、足早に「首里そば」へ。12時ごろでしたので、店に入るのに並びました。ちなみに店主の自宅を店にしたようなところなので、玄関で靴を脱いで上がりました。
こちらも先輩オススメの店。透明の出汁でとてもあっさりしていて、豚肉は甘め。しょうがの味がそばにメリハリをつけていました。ご馳走様でした!
食後はお土産を買いがてら暇つぶしに国際通りへ。せっかくなのでモノレールに乗る前に写真を撮ってみました。
★沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 首里にて
▼1203A 首里行 1000形 1207編成
首里城をバックに走る"ゆいレール"。2両編成で電車というよりもアトラクションのような感じです。ちなみに首里駅は相対式2面2線ホームですが、1番線が存在しないため、首里駅に到着する列車はすべてポイントを渡って2番線に到着する形式。1番線にあたる部分にはホームがありコンコースへ降りる階段もありますが、ホーム上に柵があり乗降はできない状態。首里から先の延伸用に準備してあるだけみたいです。
運転台
ゆいレールはワンマン運転で、運転士がドアを操作しています。ATOやTASCといった自動でホームドアに対応した位置に停めるようなシステムはなく、完全に運転士の技量が求められるようです。停止位置に停めると運転台上にある緑のランプが点灯し、下のボタンを押してドアが開く。閉めるときは目視でホームを見ながら乗務員室扉の横にある車掌スイッチでドアを操作していました。
モノレールからの風景は…かなり高いところを走っているため、やっぱりアトラクションのように感じます(笑)
国際通りの最寄りである牧志駅で降りると、東京じゃ見慣れないバスが。
フルカラーLEDでした! 行き先部分は白色LEDであるものの、東京じゃみんな3色LEDなので見慣れません。
国際通りの裏路地へ入ってみると、並行して市場があり地元の方も多くいました。国際通りは屋根が無くて暑いので、こっちのほうが若干ですが居心地がいいように感じました。
国際通りを西に抜けると目の前に沖縄県庁。よく見るとほとんどの窓が開いていて、節電中(?)なようです。
この後は県庁前駅に出てモノレールで日本最南端の駅へ。ただ降りてみたかっただけの自己満足です(笑)
★沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 赤嶺~那覇空港にて
▼1410A 那覇空港行 1000形 1206編成
赤嶺交差点の上を進むゆいレール。団地のほかには空港しかなく、楽しむところは何も無いところでした(苦笑)
ダイキンのぴちょんくんの車が走ってきたのでパシャリ。ちなみにドライバーさんはピースしてました(笑) 都会と違って和やかなところでした。
最後に日本最南端から最西端の区間を乗り那覇空港へ。搭乗までだいぶ時間があったので、スタバでカフェミストを買って飛行機を見ながら暇つぶし。店員さんに「ホットですがよろしいでしょうか…?」って聞かれたんですが、この時期じゃホットなんて飲む人はいないんでしょうね(笑)
STAR ALLIANCE塗装同士が並んでました。左からJA712A、JA51AN。
帰りもジェットスターで。座席はこんな感じ。
レザーシートで黒にまとまった座席。前列との間隔は観光バス並みですが、低価格で飛べちゃうので文句はありません。
去年の秋に離着陸時の電子機器の使用が解禁になったので、カメラを片手に離れたくない沖縄を空から撮りながら成田へ帰りました…
夕飯はコレ! 空港で買った大東まつり寿司。海苔の代わりに玉子で巻いてありました。
だいぶ無計画な旅行でしたが、2泊3日でも案外楽しめたと思います。寒い季節になったらまた行こうかな~なんて思いながら、夕日の空を見下ろしていました…
沖縄旅行
~2日目・古宇利島→万座毛→海中道路~
さて2日目は名護市内をまわってから1日かけて那覇へ南下します。最初は古宇利島に向かいました。
パンフレットで見た島の写真はすごいキレイでしたが、ホテルを出たらあいにくの雨。これじゃあ海が青くないだろな…と思いつつも向かってみることに。
古宇利島の位置は、名護市最北端にある屋我地(やがじ)島からさらに北へ、約2kmの古宇利大橋を通してつながっています。今帰仁村(なきじんそん)にあるようですが、陸路では名護市からしか上陸することのできない飛び地みたいなところです。
屋我地島を走っているころに晴れてきて、沖縄の天気の変わり具合に驚き。坂を登るとすばらしい景色が!!
「めちゃくちゃ沖縄っぽい!」と実感した瞬間(笑) ちなみに沖縄の一般道ではアスファルトに珊瑚を配合しているところが多く、見た目が少し白っぽくなっています。路面が濡れると滑りやすいため、本土で運転するときよりも気をつけたいです。
古宇利大橋の屋我地島側にあるカフェ。まさに南国ってカンジです!
海岸に出ると、パンフレットで見たとおりの景色が! さすがに色の補正をしているだろうと思っていましたが、そんなことを思わせない景色でした。
お次は恩納(おんな)村の万座毛へ。余談ですが、また名護市に戻ると雨が降っていました。やはり部分的に晴れていたみたいです。
東尋坊みたいな崖でありながらも、コバルトブルーの透き通った海がキレイでした~ そういえば中国からの観光客が多かったのですが、この時期って現地では休みの期間でしたっけ…?
お土産うりばの洋服。こちらも南国らしいデザインです。
次に向かうのはうるま市の海中道路。干潮時間に間に合うよう、屋嘉→沖縄北まで高速を使います。
沖縄道を走っていると特徴的なのが、ローマ字の多さ。インターの前では必ずローマ字だけの看板があります。やはりアメリカ人が多く住んでいるからでしょうか。
沖縄北ICの看板。ローマ字のほうがちょっとだけデカい!?
少し話が逸れましたが、海中道路からはこんな景色が広がっています。"海中道路"というのは読んで字の如く、海の中の道だそう。島と島を結ぶ道路が無かった昔は、干潮時だけ現れる干潟を歩いて移動していたそうです。
浜比嘉(はまひが)島に架かる浜比嘉大橋
道路の途中に中州のようなところがあり、ヨットをしていました。
そこの駐車場でクルマの撮影(笑) 今回は少々奮発してコレを借りました!
トヨタ・86! 一度運転してみたかったので借りてしまいました… 久々にマニュアル車を運転しただけあって、坂道の駐車場では少し苦労したものの、AT車より「運転している」実感がより多く感じてキモチよかったです!
もう14時過ぎだったので、海の駅あやはし館でお昼ご飯。
海鮮丼をいただきました。なんとコレで500円! 虹色に光ってる魚があったり海ぶどうが乗っていたりと案外豪華な丼でした。
続いて下道で中城城跡へ。"なかぐすく"城跡って読みます(笑) 琉球王国時代に作られたそうで、世界遺産に登録されています。
独自の文化を遂げたことだけあって、造りが日本らしくないです。城跡の塀の上に登ると、街が見下ろせます(画像の左側は発電所があり景色が残念でした 苦笑)。ちなみに入場料400円が取られますが、観光客があまりいないせいかとても静かな場所でした。城内は坂がキツいですが、登ったあとに心を休ませるのにはちょうどよさそうです。
このあとは北中城から沖縄道に乗り、那覇空港道を通って豊見城・名嘉地ICへ。夕日を撮りに瀬長島へ。この島は那覇空港のすぐ南側にあり、東京でいうところの城南島のようなところ。
さてさて夕日はどうかと思えば…
トラックだらけ(笑) これじゃあせっかくの夕日が台無しなので、飛行機を撮ってました(笑)
琉球エアーコミューターのDHC-8。
夕日をあびるトリプルセブン。カッコイイ…
ちなみに、この島から豊見城の市街地も見えるんですが、夕日に染まった街はヨーロッパみたいな景色でした。
日曜とだけあって、海水浴客の帰宅渋滞に巻き込まれながらもクラッチと戦いながらなんとか時間内にレンタカーを返却(苦笑) この日の那覇の日の入り時刻は18時48分。もう19時!?という感じで、時間の感覚がありませんでした…
2日間をともにした86君にお別れをいい、レンタカー屋のバスで那覇空港へ。空港からモノレールでホテルに向かったのち、荷物を置いて夕食へ。沖縄に詳しい先輩オススメの旭橋駅近くにあるジャッキーステーキハウスへ。その名の通りステーキ!
芸能人の色紙が大量に貼ってあり、21時半に行っても30分待ちの状態。結構有名なお店みたいでした。待っている間、アメリカ人の客が6~7人いたのですが、みんなクルマのボンネットに座って暇を持て余す姿を見て、「欧米か!」ってツッコミたくなりましたね(笑)
ステーキを食べ泡盛も飲み、ひとり沖縄三昧。いい感じに酔い、ホテルに帰ってぐっすり眠れました。
最終日につづく→沖縄旅行 最終日 2015.4.6
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