ある日の撮影記 播但線キハ181系
~番外編~
今回は、以前撮影したものを掲載します。私が高校生の頃、青春18きっぷを使い夜行列車のムーンライトながらで、引退予定だったキハ181系を撮りに行きました。というのも、撮影目的がそれだけでしたので、往復ともにムーンライトながらで、0泊3日という強行な旅行計画でした(笑) おかげで寝不足で、全身にじんましんができてしまったのは少し苦い思い出です。
私は東京住まいなので、ムーンライトながらは東京駅から乗ろうかと考えていましたが、青春18きっぷの利用では東京~小田原まで当日分の乗車券を買い、0時を過ぎて最初に停まる小田原から先で、翌日分の青春18きっぷを使うというのが上手な使い方でした。そうすると東京~小田原で1500円ほどしてしまいますので、なんとか安く使おうと東急線・小田急線で小田原まで行くことに。すると1000円しないで小田原駅へ行けてしまうんですね~!
という長い話はさておき、撮影記録は翌朝の大垣駅から。
ムーンライトながらから接続の普通列車に着席目的で急いで乗り換える、いわゆる「大垣ダッシュ」はしたくもないので、撮影しながらゆっくり乗り換え。もちろん、新快速の接続のある米原までは立ちっぱなしです。
新快速と普通列車を乗り継ぎ、2時間かけて須磨へ。1つ目は有名撮影地で~
★JR西日本 山陽本線 塩屋~須磨にて
▼JR西日本223-2000系 V56 + ?編成 3436M 新快速 米原/長浜行
12両編成の内、前4両が米原止まりの数少ない新快速。
▼JR西日本 キハ181系 2D 特急はまかぜ2 大阪行
「はまかぜ」にふさわしい、国鉄型特急が轟音をあげて通過して行きました。一瞬で見惚れてしまいます(笑)
この後は、はまかぜ4号を撮るべく、播但線へ! 途中、乗り換え駅でぶらぶら撮影~
~西明石にて~
207系の0番台~ いいモーターの響きを聞かせてくれましたっ!
姫路で播但線に乗り継ぎ、103系に揺られてガタゴトー・・・
~寺前にて~
ここで、播但線の電化区間が終わります。生野峠越えで頑張るキハ40たち。
生野銀山で有名な生野駅に着き、一休みして下りの181系を見送ります。
▼JR西日本 キハ181系 3D 特急はまかぜ3 香住行
峠を越えてきた特急。和田山で山陰本線と合流し、“はまかぜ”では最短距離の香住まで走ります。
ここから撮影ポイントまで、3km以上の道のりを40分かけて歩きます。
★JR西日本 播但線 生野~長谷にて
▼JR西日本 キハ181系 4D 特急はまかぜ4 大阪行
キハ181系の特徴ともいえる、中間車の屋根上にあるラジエーターが写る構図で。東京からはるばる700km、行った甲斐がありました~!
実はこのポイントには、この日の1ヶ月前にも訪れていたんです。その時は四国から行きましたが、はまかぜ通過の少し前に豪雨に降られ、撮影どころではなくなってしまいました。結局撮るも無惨な結果となり、今回リベンジすることに至りました。
余談ですが、撮影者仲間に私の地元から来ている方がいらっしゃいました。クルマで来ていたようで・・・偶然ですねぇ~!
帰りも播但線に揺られて・・・寺前から103系に乗り継ぐのかと思いきや、まさかの221系。
車内の質が103系よりもいいので、乗るとすぐに寝てしまい、姫路駅でほかの乗客が起こしてくれました(笑)
さて、姫路駅到着時点ですでに17時半をまわったころ。ここから新快速で大垣駅に向かいます。途中で夕食(551の豚まん!)を調達がてら撮影・・・
~大阪にて~
▼北近畿タンゴ鉄道KTR001形 3084D 特急タンゴエクスプローラー4 新大阪行
ピンボケで申し訳ないですが、初めて撮った車両だけに興奮!
大阪から新快速に乗り、米原で乗り換えて大垣まで・・・ 無事にムーンライトながらに乗り、帰宅しました。
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都営車47T→43Tへの運用変更
~列車・運用研究~
今回は珍しく、時刻表主体の記事にいたします。
~平日ダイヤ~
・ 1646T
普通 泉岳寺1610→西馬込1622
・ 1643T
普通 西馬込1629→泉岳寺1641
都営地下鉄浅草線で、東京都所属の車両で運行されている、平日47T。この運用では、印旛日本医大552発で営業に入り、西馬込1622着で終える。このあと終日にわたり運用がないことから、西馬込1622着で入庫すると思われる。
ここまでは問題がないものの、西馬込1629発の列車で問題が発生する。その列車は43T運行で、午前中の西馬込1104着で入庫したものの、1629発でいきなり再登場する。しかも、この再登場は「出庫」ではない。ではどこから来るのか?という答えが、先ほどの運用を終えた47Tである。同じ運行番号を名乗っているからと言って、ずっと同じ編成が運用されているとは限らない。
先ほどは47Tが入庫し、43Tが出庫すると述べたが、正確には車両はそのままで運行番号をすり替えただけある。47T運行1646T列車は西馬込に1622着後、運行番号を43Tに変更して1643T列車として西馬込1629発になる。
では、なぜわざわざ運行番号を変更するのかが疑問となる。ここからは推測になるが、まず平日の営業に入る都営車では01T~33T、41T~51Tの奇数番号で、23運用が存在する。これらの中には規則性があり、「2日つづけての夜間停泊が他社線内」というのが存在しない。つまり、車両が自局の馬込以外=他社線内の車庫で夜間停泊した場合、翌日には馬込の車庫に戻ってくるということ。
中には43Tのように新町検車区出庫-金沢検車区入庫・夜間停泊という京急-京急の夜間停泊もあるが、これは途中で西馬込で入庫するダイヤであり、入庫前と出庫後で番号重複を避けるために、運用が43T(1)と43T(2)に区切られる。
このことから、都営車の運用では1日に1度、馬込に入庫する運用となっている。これは2日以内に行われる、車両検査の時間の問題だと思われる。2日以内に馬込の車庫に戻らないと、自局で車両の検査ができなくなってしまうからだ。ここで本題に戻る。47Tは出庫が北総線内であるが故に、西馬込で入庫しないと京急線内で入庫となり、先述の「2日つづけての夜間停泊が他社線内」の条件になってしまう。これを避けるために、運行番号を変えたのだと推測できる。
しかし、なぜ「43T」という運行番号に変えるのかという疑問があるかもしれないが、これは他に使える番号がなかったからである。実際には43T(2)という番号に整理されるが、条件としては
・同一の運行番号が同一時刻に重複せずに走らないこと → 西馬込1629までに入庫している、再出庫のない運用の番号であれば使用することが出来る
・翌日に他社線内での夜間停泊がないこと
となる。ややこしいように見えるが、同じ時刻に他で使われていない運行番号を使ってよいということになる。
その条件を満たすのが43Tであり、その日の47Tの後継ぎとして使われる番号である。では、新たに運行番号を作ればいいのでは、となればもっとも早い解決方法であるが、なにかしら問題があるのだろう。
(またまた推測だが、今ダイヤでは夕方の馬込再出庫を新規の運行番号(61T、63T、65T、・・・)として割り振らなくなった交通局では、実際に走る車両編成数以上の運用数を作りたくなかったのであろう。今回は1編成で43Tと47Tと2運用を受け持つが、47Tは2編成に割り当てられるため、実質、“掟破り”ではなくなる。)
~お・ま・け~
今回撮影した、47T→43T(2)を担当した5319編成。
なにか飛んできたのかな? 前面部がボロボロ・・・
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211系仙台配給・東急甲種
~ネタ2連チャン!~
今日は猛暑日の炎天下にて、今月最初の撮影に~
まずは、立川にて211系の仙台配給から。
★JR東日本 中央本線 立川にて
▼EF64 1031 + 211系A14+A8編成 配9432レ 仙台行
完全逆光ですけど、都合がいいのでここで。私はあんまり撮らない配給ですが、前回の1年半前には長野配給も撮ってます。今回は仙台に行くのだと・・・
お次は少し移動して、横浜線内で甲種輸送の撮影~
★JR東日本 横浜線 橋本にて
▼DE10 1553 + 東急8590系*5B 9893レ 甲種輸送(富山地方鉄道へ譲渡)
晴れたり曇ったり天気が安定しないまま、甲種の時間を迎えました。結局、少し雲が出てしまいましたね(汗) 今回が8090系列の最後の撮影になりますかね~
▼JR東日本 201系 H10編成 1635K 普通 八王子行
晴れたらこんなカンジ。う~ん、惜しかったなぁ
お・ま・け
橋本で撮った、相模線の500番台。
キハ120のオーラを感じるのは私だけ!? 東日本の電車でこのスカートも珍しく感じる・・・
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