ページ

2014年3月14日金曜日

2014.3.14 Fri

宗谷岬へ!!

~北海道旅行4日目~


  今日は札幌から日帰りで宗谷岬へ行ってきました。道内の移動はかなりの距離があるといいますが、身に染みて感じました。札幌~稚内の所要時間はダイヤ改正前なので、スーパー宗谷1号で4時間59分、距離は396.2kmで東海道線でいう東京~岐阜に相当します。途中、だいぶ省略しながら書いてゆきますw

 まずは札幌駅で入線を待っているときにやってきた、手稲からのホームライナー。
 ▼31D ホームライナー 札幌止まり キハ261-1000系 ST-1103編成
 気動車では珍しい編成番号のある形式。列車番号では当駅始発の特急スーパーとかち1帯広行と一体化されていて、快速エアポート⇔特急スーパーカムイのセットみたいなカンジですね。すでにとかち表示になっていたので、ホームライナー表示では撮れませんでした…

 そして、5時間弱かけて乗るスーパー宗谷に乗車。SE203+SE102編成の混結でした。

 ホテルのフロントで頂いた稚内まではおにぎりセットを持ち込んで、車内で朝ごはん。札幌と旭川はもうすでに1往復しているので、さほど新鮮味がないまま1時間20分で旭川へ。少し違うといえば、自由席車両は最初の停車駅、岩見沢まで通勤に利用している人が多いことでしょうか。

 食事後なのでウトウトしていると高架のキレイな旭川に到着。冬季だからか最高速度まで出すことができないらしく、数分の遅れが出ていました。


 旭川から1つ目の停車駅、和寒
 雪がかなり積もっていて、駅名のギャグみたく寒さが伝わってきますw

 名寄まではリズムよく高速で走っていましたが、ここからはさほどスピードを出さずで走っていきます。

 音威子府駅
 和寒以上に雪が積もっていてすごい…の一言といいたいですが、眠くてその一言も出てきません(笑)

 ずーーーっとこんなカンジの景色。
  何も無いです。帰りがけに、何もない平地を一人でスキーしている人がいましたが、地元の人が趣味でやってるのか、クロスカントリーの練習のしているのか…

 ちなみに、窓に付着した雪が氷となって固まってしまい、終点までずっと付着しています。

 乗っている時間が長いので、トイレなんかに行ったり足を伸ばしに行ったりとデッキを通ったのですが、デッキがすごい寒いこと。白い息が出るんじゃないかってくらい、デッキは寒いですねw さすが北海道です。

 そして、12時50分ごろに稚内に到着。稚内の市街地や宗谷岬へは、一つ手前の南稚内が近くて便利なため、半分くらいの人が降りていた気がします。
 以前写真で見たことのある駅とは違っており、駅がリニューアルされた上にホームが1つしかありませんでした。

 最北端の線路…
 見えません。完全に雪で埋まっていました(笑)

 キレイな駅舎
 画像下に線路が延びていますが、少し歩いてみると…
 このように線路のモニュメントがあります。緑色のカバーがしてある部分があり、何かと思いましたが駅舎をリニューアルする前にあった線路の終点部分にあたり、車止めが置いてあるそうです。冬季だからカバーがあったんですかね。画像中央で線路が分岐していますが、これはずっと前に樺太と稚内を結ぶ船着場延びる、鉄道連絡線の線路跡だそう。

 駅前を歩いてみると、道路の案内板にロシア語が使われていました。こことサハリンを結ぶ船があるからでしょうか。

 レンタカーを借り、片道30km走って宗谷岬へ。国道238は稚内空港のすぐ横や風力発電の風車がいっぱい並んでいるところの下を走るので、景色が飽きない道でした!

 そして、今回の旅行で辿り着いた、日本最北端!!
 天気がよく、最北端モニュメントの右側にうっすらとサハリンの雪山が見えました。朝7時にホテルを出て、7時間かけて到着した宗谷岬。それでも意外とあっさり来てしまったって感じです。今月だけで、南は熊本、北は宗谷岬。これもまた、あっさり…という感じです。

 帰りの列車まであまり時間がなく、最北端の土産屋で買い物をして稚内へ戻ります。ここにいた時間もあっさり…ですね!

 レンタカーを返却し、稚内駅に併設されている「道の駅わっかない」でもお土産を買い、札幌に向けて5時間の旅支度。

 発車の20分くらい前から駅員による改札始まります。意外にも液晶ディスプレイや列車接近の自動放送で列車案内があったりと、近代化されていました。

 16時33分頃、行きに乗った車両が到着。南稚内で車両整備を行っていたようです。

 見る角度によって変わる、キハ261の顔。


 前面上部が斜めっているように見えて、上から見るとそうでもない。ちょっとブサカワな顔で面白いです。


 ちなみに数年前に函館本線でスーパーカムイがダンプカーに突っ込んで以来、前面部に立ち入りが制限されており、貫通扉部分には未だに入れない状況になっています。昔、青函トンネルを前面から眺めたことがありましたが、今ではできないですね…

 稚内を定刻に発車し、少し遅れながらも札幌へと走ってゆきました。疲れていたせいか、自分はうたた寝… 旭川に出てきたころにはお尻が痛いくらいでした(座り方が悪いんですかね

 札幌ではまなすを撮る予定があり、列車が定刻に着いてくれればはまなす号の発車まで10分の余裕があるんですが、なんせ冬の北海道は列車が遅れるため、何分の余裕があるのか分からずドキドキしながら札幌に向かっていました。


 札幌には5分遅れで着き、急いでカメラのセッティングへ。なんとか間に合いました…
 ▼202レ 急行はまなす 青森行 DD51 1083+14系+24系

 ブルーに統一された車両に堂々としたDD51がカッコイイです… ちなみに黄線の外に出れば編成がすべて入るんですが、マナーにうるさいご時世です、この画像で失礼いたします。

 その後は乗ってきた上りスーパー宗谷4を撮影~

 やっぱりカッコイイですっ! 往復10時間弱、鉄道の北限まで、お疲れさまでした!

 明日はいよいよ帰京ですー ダイヤ改正初日に、上り最速の「はやぶさ」号に乗ります。

☆鉄路での移動距離・時間☆
  札幌市営地下鉄南北線 中島公園→札幌 1.9km  0h5m
 51D 特急スーパー宗谷1 札幌→稚内 396.2km  4h59m
 54D 特急スーパー宗谷4 稚内→札幌 396.2km  4h59m
  札幌市営地下鉄南北線 札幌→中島公園 1.9km  0h5m
 計:796.2km  10h8m
bicycle tetsuMan

0 件のコメント:

コメントを投稿