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2012年6月4日月曜日

2012.6.4 Mon

大江戸線車両、馬込出場

3週間、待ち続けました~


 3週間前のこと。建物の中に都営大江戸線の12-000形がいるのを発見! しかも初期車のほう! 検査はだいたい2週間くらいで終わることが多いので、発見から2週間前後に、毎日観察をすることに。しかしなかなか姿を外に見せることは無く、19日目くらいに12-000形が試運転しかしない線路の錆びが、少しきれいになっていた。そして3週間後の今日、学校帰りに車庫の上を通ると、屋外で12-000形がE5000形と連結している姿を発見! 今晩は撮影に行きました。

東京都交通局 浅草線 中延駅にて
▼都営E5000形 E5001編成+都営12-000形 12-038編成 2499T 回送



 ▼泉岳寺行き終電案内と、その後の通過案内

 「何で機関車に引っ張られているの~?」と疑問に思った方がいるはず!ご存知の方もいらっしゃると思いますが、一応そのワケを・・・

 最初に、大江戸線の車両の大掛かりな検査は、西馬込にある「馬込車両検修場」で行われています。大江戸線の汐留駅から、浅草線の新橋・大門間の途中につながる線路を経由して、西馬込へ向かいます。ここまで自走できればいいのですが、大江戸線の車両はリニアモーターを動力としているので、その設備が無い浅草線の線路を単独で走ることはできません。
 そこで、自走できない大江戸線車両を引っ張るために作られた機関車が、「E5000形」という赤い電気機関車です。この電気機関車が、浅草線内で大江戸線車両を引っ張っています。
 分かりづらい説明でしたが・・・(汗)

 ちなみに、E5000形のモーターを制御するVVVFインバータには、ドイツの「シーメンス(SIEMENS)」製のものを使っています。都営の職員の方によると、この機関車の用途や製造コストを考えてこのメーカーのものを採用したらしいです。“シーメンス”と聞いて有名なものが「ドレミ・・・」と音階が出る電車ですが、この車両は制御装置の素子が違うので、そのような音はしません(京急新1000形のアルミ車・IGBT素子に似ています)。

 ということで、今日は臨時にブログを更新しました。
bicycle tetsuMan

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